オンライン診療

【2019年7月オンライン診療ガイドライン】6つの定義を簡単に解説

オンライン診療 定義

患者やご家族の方で、オンライン診療を調べてるけど内容が難しいので簡単に説明してほしい。

医療従事者の方で、簡単に定義を理解したい。

 

こんな悩みを持っていませんか?

 

厚生労働省から発表されている、オンライン診療の適切な実施に関する指針=「オンライン診療ガイドライン 平成30年3月(令和元年7月一部改訂)」に沿って(引用)し、著者の解釈で定義を簡単に解説していきます。

 

 

この記事を読むことで、

オンライン診療ガイドラインの大枠が理解できます。

 

私は医療系広告代理店でマーケターをしています。

 

※個人の解釈で要約した内容であることご理解の上、読み進めてください。

 

6つの用語の定義

ガイドラインに用いられる用語は大きく6つに分かれます。

①遠隔医療

情報通信機器を活用した健康増進、医療に関する行為

「遠隔医療」を簡単に解説

パソコンやスマートフォンを使って、健康へのアドバイスや診断、治療を行うこと。

②オンライン診療

遠隔医療のうち、医師-患者間において、情報通信機器を通して、患者の診察及び診断を行い診断結果の伝達や処方等の診療行為を、リアルタイムにより行う行為。

「オンライン診療」を簡単に解説

パソコンやスマートフォンを通して、医者が患者の病状を聞いて病気の判断を行い、診断結果や処方などをリアルタイムに行う行為。

③オンライン受診勧奨

遠隔医療のうち、医師-患者間において、情報通信機器を通して患者の診察を行い、医療機関への受診勧奨をリアルタイムにより行う行為であり、患者からの症状の訴えや、問診などの心身の状態の情報収集に基づき、疑われる疾患等を判断して、疾患名を列挙し受診すべき適切な診療科を選択するなど、患者個人の心身の状態に応じた必要な最低限の医学的判断を伴う受診勧奨。一般用医薬品を用いた自宅療養を含む経過観察や非受診の勧奨も可能である。具体的な疾患名を挙げて、これにり患している旨や医学的判断に基づく疾患の治療方針を伝達すること、一般用医薬品の具体的な使用を指示すること、処方等を行うことなどはオンライン診療に分類されるため、これらの行為はオンライン受診勧奨により行ってはならない。なお、社会通念上明らかに医療機関を受診するほどではない症状の者に対して経過観察や非受診の指示を行うような場合や、患者の個別的な状態に応じた医学的な判断を伴わない一般的な受診勧奨については遠隔健康医療相談として実施することができる。

「オンライン受診勧奨」を簡単に解説

パソコンやスマートフォンを通して、医者が患者の病状を聞き、患者の心身の状態に応じた医学的判断に基づき医療機関(診療科)への受診を進めることをリアルタイムに行う行為。

しかし、具体的な病名や病気にかかっていることを伝えたり、市販医薬品の使用指示や処方などはオンライン受診勧奨で行ってはならない(これらはオンライン診療に分類される)。また、明らかに医療機関を受診するほどでない症状や医学的判断を伴わない患者の状態については遠隔健康医療相談として実施できる。

④遠隔健康医療相談

遠隔医療のうち、医師-相談者間において、情報通信機器を活用して得られた情報のやりとりを行い、患者個人の心身の状態に応じた必要な医学的助言を行う行為。相談者の個別的な状態を踏まえた診断など具体的判断は伴わないもの。

「遠隔健康医療相談」と簡単に解説

パソコンやスマートフォンを通して、医師または医師以外の人と相談者が情報のやり取りを行う。情報とは一般的な医学的な情報の提供や一般的な受診勧奨で、病名や病気にかかっている可能性を伝えたり、医師が判断する医学的な診断は行わない行為。

⑤オンライン診療支援者

遠隔医療のうち、医師又は医師以外の者-相談者間において、情報通信機器を活用して得られた情報のやりとりを行うが、一般的な医学的な情報の提供や、一般的な受診勧奨に留まり、相談者の個別的な状態を踏まえた疾患のり患可能性の提示・診断等の医学的判断を伴わない行為。

「オンライン診療支援者」を簡単に解説

患者がパソコンやスマートフォンに慣れていない場合、使い方など円滑にコミュニケーションが取れるように支援する人。具体的には、家族や看護師、介護福祉士、医療介護従事者などです。

⑥診断

一般的に、「診察、検査等により得られた患者の様々な情報を、確立された医学的法則に当てはめ、患者の病状などについて判断する行為」であり、疾患の名称、原因、現在の病状、今後の病状の予測、治療方針等について、主体的に判断を行い、これを伝達する行為は診断とされ、医行為となる。

「診断」を簡単に解説

医師が患者の病名や原因、現在の病状、今後の病状の予測、治療の方針など医学的に判断し患者に伝えること。

医療情報安全管理関連ガイドライン

医療情報の取扱いに関わる厚生労働省、総務省及び経済産業省の3省が策定している医療情報の安全管理に関するガイドラインの総称。「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」(厚生労働省)、クラウドサービス事業者が医療情報を取り扱う際の安全管理に関するガイドライン(総務省)及び「医療情報を受託管理する情報処理事業者における安全管理ガイドライン」(経済産業省)を指す。なお、「ASP・SaaS事業者が医療情報を取り扱う際の安全管理に関するガイドライン」(総務省)については、平成 30 年度前半に改定され、内容が変更されるとともに、名称を「クラウドサービス事業者が医療情報を取り扱う際の安全管理に関するガイドライン」とされる予定であり、クラウドサービスを利用してオンライン診療を実施する場合には、改定後のガイドラインについても参照すること。

オンライン診療の対象

オンライン診療の対象

現状のガイドラインで対象となるのは、医師が患者に対して診断をするため、上記黒枠内の「オンライン診療」「オンライン受診勧奨」の2つになります。

 

最後に、

引用部はオンライン診療の適切な実施に関する指針=「オンライン診療ガイドライン 平成30年3月(令和元年7月一部改訂)」から抜き取っています。

この記事は定義のみで終わりますが、続きは近日更新しますのでお待ちください。